シブヤ大学

シブヤ大学は、
“見つける学び場”です。

シブヤ大学は、まちのあらゆる場所を教室に、多様な授業を開催しているNPO法人です。
2006年の開校以来、開催した授業は1,400講座以上。これまでに36,000人以上が参加しています。

シブヤ大学とは

最新授業レポート

終了した授業の内容をお伝えします

お花と優しい香りを贈る~クリスマスカード・ワークショップ~

“everything make people happy”をモットーに、幸せを届けようという思いを掲げ「五感で愉しむライフスタイル」を、記憶に残る時間として作る研究をするユニット「LaboraToire(ラボラトワール)」。 今回は、このラボラトワール所属のライフスタイリストやすこさんによる、フラワーポストの制作ワークショップでした。 ワークショップは2部に分かれていて第一部は やすこさん(ライフ・スタイリスト)による花のアレンジ   第二部は 松平珠里さん(セラピスト)による香りのアレンジ  です。授業では、参加者の自己紹介とともに参加動機もうかがいました。・花と香りが好きだから・ロスフラワーに興味があるから・ロスフラワーを使うことをしたかったから・シブヤ大学のワークショップに参加したかった・昔から手芸などシブヤ大学の受講していた・アロマテラピーやボタニカルアートの経験があり生かしたかった・花道部経験あり、花・エアコンで傷みが早いため生花はなかなか飾らないのでドライなら長く置いておけると思ったから・お花好きのお母様にクリスマスギフトにしたいから つぎに、先生たちのグループ【ラボラトワール】の活動意図などの紹介や「ロスフラワー」の説明がありました。「ロスフラワー」とは、花の生産から流通過程で多くの花が廃棄されていることを言います。今回は秋田の花農家さんのご協力による授業です。 いよいよ、ワークショップです。やすこさんと珠里さんから、「”五感をフルに”。"気持ち"を大切に、自分や大切な人へ向けたメッセージとともにカルテ兼レターを送りましょう!」(帰りにすぐ投函できるよう、切手付き定形外ハガキが用意されていました) 香りと音でリラックスした瞑想タイムのあと好きな花を選んでアレンジし、休憩をはさんで3種類の香りから好きなものを選んでアレンジした花に香りを添えれば出来上がり!作品を披露しつつ、誰に贈りたいかその思いとともにお話していただきました。渋谷近辺だけでなく様々な場所から、そしてあらゆる理由によって多くの方にご参加いただけました。花を見て触り、香りを嗅ぎ、視覚、聴覚、嗅覚、触覚とまさに四感をフルに活用して約2時間半を楽しんでいただけたようでした。全員の方がお一人でご参加され、初めこそ、大人しい方、緊張していた方も多かったですが、制作に熱心に取り組まれていく中で、周りの参加者や講師・スタッフと打ち解けながら楽しんでいらした様子が印象的でした。みなさん、合間の香り&瞑想の時間もきちんとリフレッシュされていて、今回のワークショップの意図のご理解、そして時間をご堪能していらっしゃったと感じました。 この授業の続きとして、1月には珠里さんによりアロマオイルのワークショップが開かれます。そのときには講師たちが取り組むことになったきっかけユニットのこと、ロスフラワーでご協力いただいている花屋さんについてなどもっとうかがいたいと思います。 ※ワークショップにも参加した片山朱実さんからロスフラワー(ロスフラワーと言うのも初めて知りました)のお花をドライフラワーにして作るクリスマスカード作りはお花や香りに癒されて年末の慌ただしい時期にひととき和やかな時間が過ごせました。

着物初心者のための「リサイクル着物」選び方入門

この数年、着物ブームが来ているようです。観光地でのレンタル着物体験が増え、SNSでおしゃれカジュアルとして現代風に着こなしているのも見かけます。中古の着物ならお値段的に手を出しやすそうです。でも、自分で選ぶのは知識がなくて不安。 今回は、そんな着物への憧れと悩みにアドバイスしてもらえそうな授業です。 講師は和裁士の池崎美枝子先生。そしてコーディネーターの森井さん、ふたりとも和装です。 授業のはじめに、参加者それぞれが今日来た目的について一言ずつ話しました。リサイクル着物のお店が気になる、サイズを知りたい、着付けを習い始めた・・・着物に興味があるけどよくわからない、という方が多いようです。 次に、リサイクル着物についての森井さんからの問いかけに、参加者が「はい/いいえ」を挙手するクイズタイム。そもそも、リサイクル着物って何でしょう? 簡単な質問でも迷ってしまい、何も知らない自分に気づきます。クイズの答えは、池崎先生のお話に森井さんが確認を入れながら解説してくれました。リサイクル着物は、時代的には戦後以降の着物です。知り合いや家族にゆずられた着物や専門店で購入する着物です。今回はリサイクル着物店で着物を買う時に役立つ着やすい寸法の話だそう。なお、戦前までのものはアンティーク着物なので、初心者には扱いが難しいのでおすすめしないそうです。リサイクル着物を買うメリットは、値段が手頃で買いやすく、着物として出来上がっているのですぐ試着やコーディネートができること。目利きできるようになると掘り出し物が見つかる楽しみもあります。デメリットとしては、寸法が既に決まっていること。だからサイズを確認するのはとても大事。また、リサイクル着物は汚れなどの確認も大切です。大きくクリーニング済みの着物としていない着物の2種に別れるそうです。クリーニング済みでも古いシミや汚れや色焼けしている場合もあり、クリーニングされていない着物はさらに汚れやカビやニオイがついている場合もあります。お手入れには思いのほかお金がかかる場合もあるので、買う時に確認した方が良い場所は、①汚れやすい襟元、袖、前身頃。②脇や背中や膝裏等の汗染み。③袖付けや背縫い等のほつれ。④裾の裏側、胴裏の汚れ。⑤白カビ・黒カビ⑥ニオイ(樟脳や保存臭)等だそうです。注意するところは、和装のふたりがを指し示しながらわかりやすく説明してくれました。 さて、本日のキーとなるイベント、採寸です。黒板に書かれた着物の図をつかって、池崎先生が測る場所と名称を説明します。身丈(みたけ)は、自分の身長と同じ位が着やすいそうです。肩身丈と背身丈があり、店によって計り方が違うので必ず確認が必要だそう。裄丈(ゆきたけ)は、首の後ろの付け根中心部から肩を経由した手首辺りまでの長さを計ります。身幅(みはば)は、腰回りと太ももを2か所測ってみて大きい長さです。そして隣の人とペアを組み、おたがいをメジャーで測ってみます。「ここでいい?」「もっときつく締めるのかな?」と確認する声で教室がにぎわいます。うまく測れずにいる参加者もいて、池崎先生がもう一度お手本で採寸してみせてくれました。私たちのペアはどうやら裄丈の測り方を間違えていたようです・・・。サイズ測るだけならすぐ済むだろうと思っていたら、意外に難しく、教わってよかったです。 授業の終盤は、お手入れなどの注意と、参加者からの質問タイム。柄が季節に合っているか、振袖を何歳まで着ていいかなど不安がる声があったのですが、主賓のいない普段着物は着たいときに着ていいです、と池崎先生。着物警察は気にせずどんどん着ましょうと励ましてくれました。着物のあつかいは難しいながらに、注意するポイントがわかって勇気づけられたような授業でした。今度リサイクル着物のお店を見かけたら、気軽な気持ちでのぞいてみようかなと思います。 (授業レポート:武田 環)

能楽エクササイズ~声と体幹の鍛錬をしよう〜

今回教わるのは、能楽エクササイズ。恵比寿社会教育館の和室に集まります。 先生は能楽師・シテ方宝生流の小林晋也さんです。はじめの一時間は座学。まず参加者がひとりずつ自己紹介をして、今日参加した動機を一言ずつ話していきます。能楽の舞台は見たことない、学校の芸術鑑賞で見たくらい、というような参加者が多そうです。伝統文化に興味がある方、アニメ『犬王』がきっかけで来た方、足腰を鍛えるのに参考にしたい方・・・、それぞれの思いを話すことで授業への熱が高まったようでした。 自己紹介のあとは、能楽の歴史や用語について学びました。能楽の演目には「神・男・女・狂・鬼」の5種類があること。能と狂言は別のものではなく、能楽のなかにシテ・ワキ・囃子・狂言があり、それぞれに役割をもっていること。小林さんがホワイトボードに書き出しながら説明します。みんな頷きながら熱心にメモを取っていました。 さて、休憩をはさんで、後半は謡(うたい)と仕舞(しまい)の体験です。全員で協力して座卓と座布団を片付けたら、配布されていたレジュメを手に説明が始まるのを待ち構えます。張り切って正座している人が多いのを見た小林さん、話のあいだはラクにしていいですよ、無理しなくても大丈夫、とリラックスさせてくれました。正座は、おしりが床面にじかにつかず足の上にあって、腰から背中が伸びるのが良いのだそう。足がつらいようならあぐらでもいいし、椅子に座ってもかまわないので、座布団をはさんだりしておしりを上げて、背筋が伸びれば大丈夫。正座に慣れていない身にはありがたいアドバイスでした。謡体験は、はじめに小林さんがレジュメにある『高砂』の「待謡(まちうたい)」を一度詠み上げました。ぐっと力強く抑揚のある声が響くと、聴き洩らすまいとみんなの意識が集中します。字の読み方を確認して、サシ・詞(ことば)・拍子合の違い、緩急の付け方、息を止めるところなど丁寧に教わります。文にすると3行ほどの謡ですが、書かれていない情報がたくさんありました。みんなで何度か練習し、リズム感をつかみます。鼻濁音や拗音、生字(うみじ=母音)に気をつけて発声するのが、ふだんの話し方とはまったく違って新鮮でした。 最後は仕舞体験です。『高砂』の、さきほどの謡とは別の部分を使い、動作を学びます。腰を入れて立つ基本の姿勢から。両足をそろえ、おしりを突き出してからクっと背をのばし、手指は丸めて腰の横に。 小林さんが一人ずつ見て回ります。それを待つ数分でも姿勢を保っているのが長く感じて、「体幹が鍛えられている・・・!」と思いました。膝は伸ばしたまま。足のつま先は閉じましょう。背中もっと立てて。小林さん、顔はニコニコされていますが、手にした扇子でピシっと指摘しながら参加者の姿勢を直していきます。全員の立ち方をチェックしたら動きの説明です。左足から歩を進めて、小林さんのカウントにあわせて前へ、後ろへ下がって、それから腕を曲げて、しゃがんで。1分にも満たない短い動作なのですが、腰を入れてゆっくり摺り足で動くのはとても緊張感があり、ふだんとは違う筋肉や力を使っていることがわかりました。最後はカウントを取らずに、小林さんの謡にあわせて通しました。 終わるとみんな緊張がほどけて大きなため息、そして笑顔がこぼれました。謡も仕舞も一通り覚えるだけであっという間に時間が過ぎて、参加者からはもっとやりたいという声が上がっていました。頭も身体もじっくり使って、いい運動になった一日でした。  

サークル

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